HIITによる成長ホルモン分泌

HIITは脂肪燃焼効果が非常に高いと言われていますが、それは成長ホルモン分泌も大きく関わっています。そして脂肪燃焼だけでなく、アンチエイジングにも成長ホルモンが重要視されているように、見た目の若さに対してもHIITが効果的であると考えられます。

HIITで成長ホルモンが多く分泌される理由

乳酸によって成長ホルモン分泌が盛んになる

HIITは激しい無酸素運動を繰り返し行います。これを10セットも行うと、途中から下半身の筋肉疲労が急激に強くなっていくと思います。このとき体には糖質をエネルギーとして使いながら乳酸が生成されています。

今まで乳酸は筋肉の疲労物質と考えられていましたが今では全く違う見解になっていて、実は運動のエネルギー源として認識されています。

ダッシュや階段の駆け上がりなどで大量の乳酸と成長ホルモンが分泌される

乳酸は筋肉への刺激で多く出ます。同時に成長ホルモンも同じで、筋肉の刺激で多く分泌されるわけで、体の中で一番大きくてエネルギー代謝レベルが高い脚の筋肉が総動員されるダッシュや階段の駆け上がりなどは、大きな負荷を脚にかけて大量の乳酸と成長ホルモンを分泌させます。

これがHIITによって成長ホルモン分泌が特に高まる理由です。

成長ホルモンによってエネルギー代謝が上がる

HIITの激しい運動によって成長ホルモンが大量に分泌されると代謝が上がります。
なぜかというと、成長ホルモンには三大栄養素の代謝を促進する働きがあるからです。この三大栄養素というのは、炭水化物、脂質、たんぱく質のことです。これらの代謝が良くなることでエネルギー消費促進がなされるのです。

しかもこの働きが有酸素運動の運動中のみのカロリー消費とは違い、運動後ずっと続くというのがポイントです。

成長ホルモン分泌による効果

脂肪燃焼効果が長く持続するということもありますが、成長ホルモンが多く分泌されることによって他にも以下の様なことが効果として得られます。

筋肉の肥大化促進

筋トレをすると筋肉が刺激され、当然成長ホルモンが分泌されますが、この働きがHIITによる成長ホルモン分泌によっても可能です。ただHIITだけをしていれば筋肉が大きくなるかというとそれは間違いで、成長ホルモンレベルをHIITで高めて筋トレをすると効果が高いということです。

若返りのアンチエイジング効果

子供の頃は成長ホルモンがどんどん出て、細胞が生まれ変わり若々しい体を作っています。しかし20歳前後から成長ホルモン分泌が落ちていきます。さらに社会人になると意識的に運動していかないとほとんど動かなくなるため、自分から成長ホルモン分泌を促進することがなくなり、見た目にも老化が進みます。

HIITによって大量の成長ホルモンが分泌されることによって体の新陳代謝が促進され、肌や髪の毛などが若々しく保たれるようになります。このことからも成長ホルモンは若返りホルモンと言われています。

特にハリウッドのセレブたちは成長ホルモンを注射するほどで、これはアンチエイジングのために行われています。これは賛否両論ありますが、自分の体から自分の成長ホルモンを分泌するHIITはとても素晴らしいアンチエイジングだと言えます。

HIITで脂肪燃焼のために飲まれるHMBサプリ
ビルドマッスルHMB
HMBはアメリカで一気に流行ったサプリメント。ようやく日本でも発売されるようになりました。HMBは筋肉の分解を抑えるアミノ酸で、HIITをする人にとってはかなり重要な成分です。HIITは筋肉はそのままに体脂肪だけを効率よく落とすのが目的です。

実験では8週間の普通の筋トレとHMBを飲んだ時の筋トレで効果の違いが出ています。
・週3回の筋トレ⇒筋肉微増
・週3回の筋トレにHMB3g摂取⇒筋肉が2kg増
これは激しい運動による筋肉の消費をHMBが防いでいるから。このことから筋肉を維持して脂肪を落とすためHIITトレーニングの後にアミノ酸であるHMBを飲むのはお薦めです。

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